【ボリューム×シンプル】フルオーダーエンゲージリング
2016年10月23日
こんばんは(*’▽’) 片町店スタッフのパールでございます。
最近体力強化しないとということで朝にウォーキングをしているのですが、夜に歩くとやはり肌寒いところ、朝,お日様を浴びながら歩くと暖かくていいですね。
持続できるように頑張りたいと思います(;・∀・)
沢山のカップル様にフルオーダーのエンゲージリングを担当させていただく機会が多いのですが、どんなに世にたくさんのデザインがあってもフルオーダーをご希望されるのはご自身がイメージしているデザインと、現物に何かしらの違和感を感じて、納得できないというものが理由としてございます。
イメージをより明確にご提案の時に導いてお客様がご納得できるものを作るのがフルオーダーの最大の良さになります。
花嫁様がデザインのイメージや理想を考えるほど、それを具現化できるのです。
今回もパヴェセッティングにシンプルさと重ねつけができること、そして着けやすさや見た目のボリューム感、そして品質を一つのエンゲージリングに詰め込みお作りいたしました。
取り巻き(パヴェ)と言えばセンターダイヤモンドをメレダイヤで囲み、リング本体もアーム部分に沢山のメレダイヤを並べるのが定番ではありますが、マリッジリングの重ね着けをしたいときにマリッジリングに鎚目打ちや艶消しテクスチャのあるハンドメイド感のあるデザインを考えた場合、ゴージャスなデザインとの組み合わせでどうしてもバランスが合わない場合が多いのです。
でもパヴェ要素はデザインに欲しい。というご希望に、アームのメレダイヤモンドをなくしたパターンをご案内いたしました。
取り巻きの難しいところはダイヤモンドの台座の円周が大きくなるので台座自体を低く設定してしまうとマリッジリングにぶつかって大きなすき間ができてしまうので、それを解消しながら、美しく重ねてバランスがいいようにデザインを考えました。コンマmm単位の微調整が必要です。
そしてアーム部分の甲丸を美しくみせるために反り上がりではないパターンを考えました( ..)φ
反り上がりはストレートラインの甲丸の良さがあまりでないと考えています。
CADデータを作るときにすでに重ね着けのバランスも設定しながら作っていきます。
ここにリングの厚みも重要な要素になりますから、より慎重に調整していきます。
そして完成いたしました☆
完成後にマリッジリングとセットしてみるとすき間なくピタリと重なってくれました♡
シンプルな丸みのあるアームに高品質な0.3ctUPのダイヤモンドを小さなメレで取り巻いた、ボリューム感たっぷりの存在感のあるエンゲージリングです。
K18ゴールドで作ったらまた印象が変わりそうですね(*^▽^*)
沢山着けていただきたいと思います♪
NOMOTO BRIDAL パール