【エンゲージリング&ペンダント】フルーオーダーアンティーク【+リフォーム】

2018年11月18日

こんばんは。片町店スタッフのN坂です。
今年も残り2ヶ月を切りましたね。4月に産休明けて仕事復帰してから、毎日ものすごいスピードで過ぎていきました。
ほっと一息つくのはまだまだ先ですが、楽しく過ごせたなと思います。

産休前は結構な頻度でフルオーダーのご注文を担当することが多かったのですが、産休に入ってから一年以上ジュエリーのデザイン画を描いてなく、ブランクあるかなーと思っていたのですが、今回久々にフルオーダーのご注文をいただきまして、無事に完成、お渡しさせていただきました。

お客様が持ち込まれたのはお母様から譲っていただいた2つのダイヤモンド。それをリフォームして使いたいというご希望です。
初めはNOMOTOオリジナルのリング枠からご提案していましたが、フルオーダーもご案内したところ、お二人だけのオリジナルリングにしたいという事で
デザインのイメージやお好みをカウンセリングして打ち合わせがはじまりました。

数年前には2つのメインダイヤモンドを一つのリングにしたいというオーダーを受けて作ったこともあったのですが、今回はペンダントとリングの2つのアイテムを作ることに。

ちょっと話が脱線しますが、エンゲージ関連でペンダントとリングとどちらを作るか迷っているというお声をよくお客様から聞きます。
どちらも使いやすく素敵なジュエリーアイテムですが、その時にアドバイスとして「デザインを自分でたくさん見て楽しみたいならリング。自分を相手から見てもらう時にアピールしたいならペンダント」という事を申し上げます。

ペンダントは鏡がないと身につけた自分を見ることができません。そして大粒でない限り、ペンダントトップは首回り、顔周りの印象を変えるアイテムとして
より体に溶け込む感じになります。

逆に指輪は他人の目線に入ることはあまりなく、自分が見て楽しめる距離感があって、同じジュエリーでも見方、見られ方が異なります。

どちらも持っているとより楽しめちゃいますけどね(*^-^*)
そんなお話も今回のお客様にもさせていただいて、どちらもリフォームをご希望されました。

エンゲージリングの方は大きな挑戦と言ったら少し大げさですが、取り巻きダイヤモンド×アンティーク調というコンセプトで、取り巻きダイヤモンドといえば
リングのアーム部分もすべてダイヤモンドというのがスタンダードですが、今回はミル打ち加工も施したラインになって、完全にオリジナルデザインになりました。
デザインパターン①

デザインパターン②

お客様のご希望はリングシャトンの側面にハートモチーフが欲しいという事だったので、それも取り入れたデザイン画です。
N坂のアイディアとしては、側面の見えないところにもダイヤモンドとミルの細かい細工を施してより繊細な仕上がりになるように工夫しました。

メレダイヤモンドはすべて最高ランクのもので、取引のあるグランバーガーダイヤモンズのダイヤを使用しております。
一つ一つハート&キューが付いているので小さくてもダイヤモンドの照りが強いですね~(^_-)-☆

そして完成したのがコチラ☆

斜めから見ると・・・

そして側面☆彡

これだけセンターダイヤモンドが取り巻いて直径が大きくなっていますが、マリッジリングともぴったりと重ね着けできるように作ってあります。
ミル打ちはもちろん職人が一粒一粒丁寧に打っています。その仕上がりの美しさには脱帽です。

そしてもう一つのペンダントリフォーム。
一粒ダイヤモンドではなく、少しメレダイヤもついたこちらも繊細な仕上がりになりました。

最後に、持ち込みリングの石を外して空枠になったプラチナリングをさらにリフォームしてシンプルな甲丸リングに。

これは譲っていただいたお母様に感謝を込めたお返しです。リングの内側人はシークレット・メッセージの刻印をサービスさせていただきました(*´ω`*)

お二人ともお引き取りの際とても喜んでくださったので安心いたしました。
何度かのメールでの打ち合わせにご協力いただきまして本当にありがとうございました♡
お式の予定などまだまだこれから決めて行かれるので婚約指輪を存分に着けて楽しんでいただけたらと思います。

本当にご婚約おめでとうございます!